決算業務の流れ

法人は事業年度が終了すると決算を行い、その決算をもとに法人税の確定申告を行います。決算は事業年度が終了してから2か月以内に行い、法人税の申告納税まで行わないといけないためスケジュールとしてもタイトであり、かつ事業を継続しながら決算業務を行う必要があるため事業にも影響します。

決算書を作成するには次の手順で行うことになります。

①決算残高の確定
経理を行う際には、毎日の取引を仕訳として記帳を行っていきます。そして事業年度が終了するとその仕訳をもとに総勘定元帳や試算表を作成していきます。決算残高の確定とは、決算日の各勘定の残高が実際の残高と一致しているかを確認する作業になります。

②税金の計算
決算残高が確定したら税金の計算を行います。消費税は売り上げによって預かった消費税から支払った消費税を差し引くことで計算をすることができます。法人税は法人での売り上げと経費を計算し、最終的な利益を計算してその金額をもとに法人税を計算することになります。

③決算書の作成
税金の計算が終わったら貸借対照表などの決算書に記入をしていきます。決算書を作成し終わったら法人税などの申告納税を行いましょう。

庵章税理士事務所では、神戸市、明石市、加古川市、姫路市など兵庫県を中心に「医療法人設立支援」「海外進出サポート」「決算業務」などに関する税務相談を承っております。「決算業務」に関してお困りのことがございましたらお気軽に当事務所までお問い合わせください。